年少さんも少しずつ生活に見通しが持てるようになり、遊びの中でも自分の居場所を見つけはじめている子ども達です。

今日の朝、Yくんがバスから降りると、お友だちに「おはよー!」その後、お部屋の先生にも「おはよー!」、そしてお部屋のうさぎさんにも「おはよー!」と元気に挨拶をしております、「今日もきたよ!」という弾んだ様子が感じ取られ、微笑ましい朝でした(^^)

とはいえ、年少さんは、毎年、ゴールデンウィーク前後に保護者との離れ際で涙する子が増えてきます。見通しが持てるようになるからこそ億劫な気持ちになることもありますよね。保護者の方は、心配もあるかもしれません。でも、必要以上に心配しなくても大丈夫ですよ。

時々、保育者の中でも、入園当初に緊張していた子が、泣いて登園してきた時に「やっと、泣くことができたねー。」なんて会話をします。「自分が出せるようになってきたのだな」と。順調順調!

幼稚園の登園時に涙することだって、しっかりと感情を持って生きている子ども達にとっては当たり前のことです。保育者が全力で受け止めて、早く幼稚園でも安心して過ごせるように関わっていきますね。

さて、園庭のさくらんぼの木に実がなり、少しずつ赤らんで来ました。子ども達は、早く獲りたい気持ちでいるのですが、「もう少し、紅くなったら食べようね!」と声をかけています。

さくらんぼの木の周りには、青いまま落ちてしまった実があります。子ども達は、その実を拾って、ままごと遊びなどに活用しています。

年少組のKちゃんが私に、「せんせい て だして」というので、手を出すと、さくらんぼの木の下で拾ったであろう、さくらんぼの実を私の手に乗せて、「これ せんせいに ぷれぜんと♪」とくれました。幸せなひと時でした。