今日は朝、雨が降っていました。週明けの雨の日は子どもたちもソワソワ・・・。
元々、子どもたちは移動の際に走りたくなってしまうのが普通です。直線があれば走ります。そっちの方が速く移動できるのですから、外も中も関係ありません。この悩みは、どこの教育現場にもついてくる悩みなのではないでしょうか。

保育者は「歩こうね」と走らないように促します。室内で駆け回ったら、ケガにもつながる可能性があるので、子どもの欲求を大切にしたい思いがあっても、対応が必要な状況です。

子どもを叱ったり、走っている状況をその場で止めても、また保育者が見ていなければ走り始めてしまいます。
※年長さんになると、理由などをしっかり話せば歩いてくれる子もいますが、それでも子どもは走りたいのです。


その為、私たちは、子どもが”思いっきり走ることがしにくい環境”を作るように心がけます。テラスにアスレチックや、机など障害物となるものを設置します。すると、その障害物自体が遊びとなり、また遊びが盛り上がったりするので、子どもの遊びを作り出す力ってすごいなぁと日々関心しております。

注意や禁止の声掛けが多くなってしまうのではなく、”環境を通して”子どもたちが、必要に応じた生活が出来るように工夫をしていきたいと思います。