「焚火とみかん」

 最強寒波で身体の芯から冷え切った日。子どもたちから「きょうは さむいから たきび やらない?」という誘いに、子どもの為というよりも、自分の為に食い気味に「いいね!!」と答えたのでした。

Y君「やったー!やろう!やろう!」

K君「マシュマロも やいて たべたい」

私「今日は、生憎、マシュマロの準備はしていないのですよね・・・」

するとあたりを見渡してY君が言いました。

Y君「あそこの みかん やいて たべたら いいんじゃない?」(裏山の木にみかんが実っていた)

私「焼きミカンね!いいね。やろう。やろう」

 こうして始まった焚火。寒い日の火は、いつも以上に“火”という存在に感謝が強まります。かじかんだ手を目一杯に広げて、少しでも火の温もりを感じる面積を増やそうとするのは大人も子どもも同じでした。

 後からやってきた年少・こりす組のK君は「この ひ が おおかみの おしりに ひ が ついて あちちちち って いうやつだ!」と呟きました。
こんな些細な一言ですが、今劇活動などで触れているお話の世界からくる子どもたちのイメージと具体物が結びつく瞬間に立ち会えたような気がして嬉しい気持ちになりました。