焚火

年中組の子どもたちと、裏山で焚火をしました。

 立川さんの畑で掘らせてもらったお芋の残りを使って焼き芋も楽しみました。
 揺れる火をじーっと見つめながら「あたたかいねぇ」と呟き合う、幸せな時間でした。

「あれ?いえの ひは あおい のにな」
(ガスの火との違いに気がつく)
「たきび みてると くうき ゆれてる」
「あー ひの げんき なくなって きた」
「なんか かじって あつそう だよね」
(火を見たからこそ、火事の存在が身近に感じたのかもしれません)

(私が火力をあげようと焚火に息を吹きかけると)
「ねー そんなに ふーって したら ひ きえるよ?」
私「いや、ふーって吹くと、火は強くなるのだよ」
「ひ ってさ なんで ふーって ふくと あかく ひかるんだろう?」

(風が吹いて、煙が子どもたちの方に流れると・・・)
「うわぁーけむり すごい けむりって かぜが はこぶんだね かぜふくなー」

 火の怖さ、不思議さ、お芋を食べて感じる火があることのありがたみ、火の揺らぎに対する心の落ち着きなど火が感性に語り掛けてくれます。

 また、火を強くしようと息を吹いてみたり、木を拾ってきて焚火にくべてみたりと直接的に火に働きかける姿もあり、それぞれが自分なりに火を感じて過ごすひと時となりました。


お芋が焼けるまでの待ち時間で「焼きマシュマロ」。
火に近づきすぎて丸焦げでもう一回挑戦する子(近づきすぎ)
いつまでたっても、こんがり焼けない子(遠すぎ)
こんがりきつね色のマシュマロを食べられる子 などなど
火との適切な距離を感じるのにマシュマロって、良い教材だなぁと感じて見ていました。