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紅葉も見ごろを終え、落葉の散っていく様に、また感動を覚える今日この頃です。
子どもたちも、落ち葉を活用しての「あそび」がいたるところで楽しまれています。
園庭の落ち葉は、早朝に保安の先生や理事長先生がきれいに掃除をしてくれているのですが、それでも、数十分も経てば、園庭が落ち葉の絨毯で覆われます。落ち葉など自然物の良さは、種類はあったとしても、一つひとつの形が違う事なのではないでしょうか。
「あ、こっちの はっぱ きれい」「この はっぱ は やわらかい!」と落ち葉一枚いちまいの感想を言いながら、手一杯に落ち葉を集めていきます。そうして集めていると、気がついたら花束のようになっていました。「わぁ! はなたば みたいで きれーい!!」と大喜び。偶発的にできた形に意味をつけることを、アフォーダンスと言いますが、子どもはアフォーダンスの天才だなと感じます。
園庭で集めた落ち葉は、裏山にすべて集められます。この落ち葉が腐葉土となり、地面をフカフカにしてくれるからこそ、多少高さのある遊具なども置くことが出来るのです。
この落ち葉が腐葉土に変わる前に、遊びつくすのが子どもの仕事。集めて飛び込んだり、落ち葉合戦をしたり、落ち葉の山を作ったり・・・落ち葉を使用した遊び方も様々です。
今年も、落ち葉を介して、どのようなあそびが展開されるのか、楽しみです。