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令和7年3月3日
今日は節分の豆まきでした。
朝から少し緊張気味の子どもたち。節分の豆まきに向けて作った鬼のお面をかぶって園庭へ。各学年、少しずつお面のデザインが違います。
園庭に集まると園長先生から、「節分の豆まきは自分の心の中にいる鬼を豆で追い出す行事」である事を教えてもらいました。
みんなの心にいる鬼は何鬼かな?と尋ねると、「くいしんぼうおに」「おこりんぼうおに!」とリアクションも様々でした。
はじめに、各担任からクラスの子どもたちへと「鬼は外!福は内!」とお豆を投げます。
その後は、園庭に赤鬼と緑鬼が登場しました。泣く子の姿もありましたが、「おにはそと!ふくはうち!」と力を合わせて退治をしました。きっと鬼たちが園の全ての邪気を持って行ってくれたのではないでしょうか。
無闇に子どもを驚かしたり、脅しの材料として利用する事はナンセンスですが、昔から日本の文化として行われてきた行事を通して、架空の生き物に思いを馳せ、平和や人々の穏やかな暮らしを祈ることで、日本人独自の畏敬の念を育むこに繋がっていくのではないでしょうか。