年長ほし組のS君が砂場で作っていた「下水道」に刺激を受けて、「小平市に下水道館がある」という話題になり、本日「小平市下水道館」へ行ってきました。
保育計画に元々あったものではなかったため、子どもたちが自ら「下水道館」にお電話をして実施のアポイントメントも取っていました。こうして、子どもとつくり上げていく日常っていいなと思います。
※「下水道館」は小平市の観光名所のようで、「日本一くさいデートスポット」としてもテレビで取り上げられたことがあるそうです。
私も初めて行きました!
今日は雨の中でしたが、「下水道館」の皆様がとても丁寧に受け入れてくださり、充実した午前中を過ごすことができました。
下水道館の建物は地下5階、地下25メートルまで深く、地下25メートルまで下っていく階段は冒険のようでワクワクのひと時でした。
普段は、地下25メートルのところにある扉を入り、実際の下水道管に入ることもできるのですが、今日はあいにく雨のため、水が増しているとのことで、下水道管の中には入ることができませんでした。
それでも、「下水道館」の展示物を見学したり、下水道館のスタッフの方が水の中にどれだけの微生物がいるか顕微鏡で見せてくださったりと刺激的な時間を過ごしました。
下水道館のスタッフから「クマムシ」の生態について伺い感動!!クマムシは「最強の生物」と言われており、宇宙に行っても生きられるのだそう。
私の中では、微生物に対する興味が湧き、顕微鏡を購入したくなりました。
帰りのバスでは早速、「帰ったらウンチごっこをしよう」「お話考えようよ」「ウンチちゃん、下水道の大冒険ってお話は!?」と知ったことを子どもたちなりに消化しようと、良く会話がされていました。
今回の実践のように、子どもの姿から発展していくような保育が日々展開されていくといいなと思います。