どろ場

新園舎になってから、園庭の木陰で座り込みながら、じっくりと集中して手を動かす子どもの姿が少ないかな?と感じておりました。

そうだ!泥団子に熱中する子の姿が少ないんだ!よし、泥団子専用の場所を作ろう!

という事で、作りました。「新どろ場」。

穴を掘り、旧園舎から出たテラスの木で枠をつくり、地元の竹松建材さんに残土を提供していただき完成。作業をしていたら、子どもたちも集まってきて手伝ってくれました。

どろ場が出来ると、早速子ども達が集まってきて、土の塊を手で丸めて、ツヤツヤにしていきます。
まとまった時間、集中して取り組んでも納得のいかない様子で「あしたも つづきを やる!」と明日への期待を胸に降園していく子もいました。

子どもの遊びの中に何か、「足りないかな?」と思った時は、その都度、環境を作り出すのが私たち保育者の仕事です。

そして、環境さえあれば、主体性を発揮して物事を探究していく姿があるから、子どもってすごいなと思うのです。

新園舎になったことに満足することなく、少しずつ、子ども達にとって良い環境を整備していきたいと思っています。